2021年(第63回)のグラミー賞の受賞結果・ノミネートの一覧です。Youtube動画付き。ビリー・アイリッシュが2年連続でレコード賞を受賞。BTSが初めてノミネートされました。(アワードウォッチ編集部)
部門 | 受賞 | 詳細 |
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レコード賞 |
ビリー・アイリッシュ
「エヴリシング・アイ・ウォンテッド」 動画→ |
詳細↓ |
アルバム賞 |
テイラー・スウィフト
「フォークロア」 動画→ |
詳細↓ |
楽曲賞 |
ハー(H.E.R)
「アイ・キャント・ブリーズ」 動画→ |
詳細↓ |
新人賞 |
ミーガン・ジー・スタリオン
動画→ |
詳細↓ |
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BTSの部門↓ |
2022年の受賞結果→ |
2020年→
2021年の主要4部門は、すべて女性アーティストの作品が受賞しました。
米国の女性歌手ビリー・アイリッシュ(19歳)が「エヴリシング・アイ・ウォンテッド 」でレコード賞を受賞しました。ビリー・アイリッシュは、前年(2020年)に、レコード賞を含む主要4部門を全て獲得しており、2連覇となりました。2001年、2002年のU2(ユーツー)以来の快挙です。
エブリシング・アイ・ウォンテッドは、 ピアノ伴奏によるスローな曲。 アイリッシュが飛び降り自殺する夢を見た後、 不安定な精神状態と向き合うために書いたといいます。 兄フィニアスと共同で作曲・作詞。 兄との絆や兄妹愛も表現されています。(歌詞と和訳付き公式ビデオ→)
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BTSの部門↓ |
授賞式の動画↓ |
歴代→ |
2022年の受賞結果→
歌手テイラー・スウィフトの「フォークロア」(Folklore)が、アルバム賞を受賞しました。 スウィフトは、2010年に「フィアレス」で、2016年に「1989」でアルバム賞を受賞しており、今回で3度目。 史上4人目の快挙となりました。女性では初めです。 過去にフランク・シナトラ、スティービー・ワンダー、ポール・サイモンという巨匠3人がアルバム賞を3度獲得しています。
「フォークロア」はスウィフトにとって8枚目のスタジオ・アルバム。
フォーク音楽の要素を取り入れ、
全体的に詩的で落ち着いた雰囲気なのが特徴です。
同時に、米国インディ・ロック界を代表するバンド、ナショナルのメンバーらを主要制作陣に迎え、
新しい音響アートの世界が追及されています。
発売後、米ビルボードのアルバムチャートで8週1位を獲得。
2017年以降で最長記録となりました。
グラミー賞で輝かしい受賞歴を持つテイラーですが、 前作「ラヴァー」、前々作「レピュテーション」は最優秀アルバム賞の候補から外れました。 今回、5年ぶりにアルバム賞ノミネートへの復帰を果たしました。
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BTSの部門↓ |
授賞式の動画↓ |
歴代→ |
2022年の受賞結果→
韓国の男性歌唱グループ、BTS(防弾少年団)が初めてノミネートされました。 対象作品は、世界で大ヒットしたシングル「ダイナマイト」です。 レディー・ガガ&アリアナ・グランデに敗れ、受賞は逃しました。
ノミネートされた部門は「最優秀ポップ・グループ賞」。 ポップ音楽において、優れた歌唱または演奏を行ったグループもしくはデュオ(2人組)に贈られます。 シングルが対象です。 英語の部門名は「Best Pop Duo/Group Performance」です。
「ダイナマイト」は2020年9月、全米ビルボードで1位を獲得。 アジアの曲としては、坂本九の「上を向いて歩こう(スキヤキ)」(1963年)以来、57年ぶりの快挙でした。 2020年2月発売のアルバム『マップ・オブ・ザ・ソウル7』も全米1位を達成。 2020年上半期に米国内で最も売れたアルバムになりました。
「ダイナマイト」は、BTSにとって初めてとなる全て英語のシングルです。 ディスコ・ソングです。 ファンクとソウルの要素も取り入れられています。 ディスコが大流行し、世界の人たちが踊りまくった1970年代の精神をたたえる歌詞とサウンドになっています。
2人のイギリス人が作詞・作曲を手がけました。 コロナウイルス感染拡大で世界の人たちがつらい思いをするなかで、 BTSが持っているエネルギーを最大限に引き出し、世相を明るくするような「爆発的にポジティブ曲」を目指して制作されたといいます。 確かに、BTSメンバーの活力ある歌声を、拍手音(クラップ)、ギターのカッティング、ホーンが盛り立てています。 弾けるようなウキウキ感がたっぷりです。
グラミー授賞式では、
韓国からのロケでパフォーマンスを披露しました。
動画↓
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BTSの部門↓ |
授賞式の動画↓ |
歴代→ |
2022年の受賞結果→
ビヨンセが「女性の累計受賞数」の新記録を樹立しました。 ビヨンセはこれまで24の受賞数を誇っていましたが、2021年は新たにR&B部門などで受賞し、その数を28に伸ばしました。 米南部音楽の歌手アリソン・クラウスが保持していた27の記録を塗り替えました。
ビヨンセは、本年度の最多ノミネートでした。 主要部門のレコード賞、楽曲賞を含めた9個で候補入り。 このうち、レコード賞には、ソロ曲「ブラック・パレード」に加えて、デュエット曲「サベージ」もノミネートされました。
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BTSの部門↓ |
授賞式の動画↓ |
歴代→ |
2022年の受賞結果→
事前予想で最有力候補と見られていたカナダの歌手ザ・ウィークエンド(The Weeknd、30歳)が、 全くノミネートされず、 音楽業界に衝撃が走りました。 ザ・ウィークエンドは2000年、 シングル「ブラインディング・ライツ」を大ヒットさせました。 この曲は、1980年代に流行したシンセポップ(シンセサイザー・ポップ)を想起させる親しみやすいサウンドで、疾走感あふれる独特の世界観を表現。 全30か国以上で1位を獲得しました。世代や民族を超えて厚い支持を得た曲として、レコード賞などの筆頭候補と予想されていました。 アルバム賞でも、ウィークエンドの『アフター・アワーズ』が下馬評でリードしていましたが、 完全に無視されました。この結果を受けて、ウィークエンドは「今後、グラミー賞をボイコットする」と表明しました。
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BTSの部門↓ |
授賞式の動画↓ |
歴代→ |
2022年の受賞結果→
結果発表(授賞式)は、2021年3月15日(月)(日本時間)に行われました。 コロナウイルス流行の影響で、例年より遅い開催となりました。
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
主要4部門、 ポップ、 R&B(ソウル)、 ロック、 ラップ、 カントリー、 ジャズ、 映画音楽、 テクノ/ダンス、 レゲエ、 癒し系音楽、 ゴスペル、 オルタナ、 クラシック、 民族音楽、 音楽ビデオ賞
2021年 主要4部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
レコード賞 |
ビリー・アイリッシュ (Billie Eilish) 「エヴリシング・アイ・ウォンテッド」 (Everything I Wanted) 2年連続のレコード賞の受賞。2001年、2002年のU2(ユーツー)以来の快挙となった。 ピアノ伴奏によるスローな曲。飛び降り自殺する夢を見た後、不安定な精神状態と向き合うために書いたという。兄フィニアスと共同で作曲・作詞。兄との絆も表現されている。 動画→ 動画(歌詞と和訳)→ 動画(ライブ)→ 配信(Amazon)→ |
※歴代のレコード賞→ 主要4部門の一覧の先頭に戻る↑ |
アルバム賞 |
テイラー・スウィフト (Taylor Swift) 「フォークロア」 (Folklore) 今回で3度目のアルバム賞。史上4人目の快挙となった。女性では初。 8枚目のスタジオ・アルバム。フォーク音楽の要素を取り入れ、全体的に詩的で落ち着いた雰囲気なのが特徴。同時に、米国インディ・ロック界を代表するバンド「ナショナル」のメンバーらを主要制作陣に迎え、新しい音響アートの世界を追及した。 米ビルボードのアルバムチャートで8週1位を獲得。 動画→ 配信(Amazon)→ |
※歴代のアルバム賞→ 主要4部門の一覧の先頭に戻る↑ |
楽曲賞 |
ハー(H.E.R)
「アイ・キャント・ブリーズ」 (I Can't Breathe) (作曲・作詞:H.E.R、ディーマイル、ティアラ・トーマス) ※黒人男性が警察官に取り押さえられ、「息が出来ない(I can't breathe)」と言いながら窒息死した事件をテーマにした歌。 動画→ 歌詞(動画)→ 配信(Amazon)→ |
※歴代の楽曲賞→ 主要4部門の一覧の先頭に戻る↑ |
新人賞 |
ミーガン・ジー・スタリオン (Megan Thee Stallion) 動画→ 配信(Amazon)→ |
※歴代の新人賞→ 主要4部門の一覧の先頭に戻る↑ |
2021年 ポップ部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
ポップ・グループ賞
※シングルが対象 |
レディー・ガガ&アリアナ・グランデ
(Lady Gaga and Ariana Grande) 「レイン・オン・ミー」 (Rain on Me) 動画→ 配信(Amazon)→ |
※歴代のポップ・グループ賞→ ポップ部門の一覧の先頭に戻る↑ |
ポップ・ソロ賞
※シングルが対象 |
ハリー・スタイル
(Harry Styles) 「ウォーターメロン・シュガー」 (Watermelon Sugar) 動画→ 配信(Amazon)→ |
※歴代のポップ・ソロ賞→ ポップ部門の一覧の先頭に戻る↑ |
ポップ・アルバム賞 |
デュア・リパ (Dua Lipa) 「フューチャー・ノスタルジア」 (Future Nostalgia) 動画→ 配信(Amazon)→ |
※歴代のポップ・アルバム賞→ ポップ部門の一覧の先頭に戻る↑ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 R&B部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
R&B楽曲賞 |
ロバート・グラスパー ft ハー&ミシェル・ンデゲオチェロ
(Robert Glasper ft. H.E.R., Meshell Ndegeocello) 「Better Than I Imagined」 動画→ 配信(Amazon)→ |
※歴代のR&Bソング賞→ R&B部門の一覧の先頭に戻る↑ |
R&Bアルバム賞 |
ジョン・レジェンド
(John Legend) 「Bigger Love」 動画→ 配信(Amazon)→ |
※歴代のR&Bアルバム賞→ R&B部門の一覧の先頭に戻る↑ |
R&B歌唱賞
※シングルが対象 |
レデシー (Ledisi) 「エニシング・フォー・ユー」 (Anything For You) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
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主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
ロック演奏・歌唱賞(パフォーマンス賞)、ロックアルバム賞、ロック楽曲賞、メタル・パフォーマンス賞
2021年 ロック部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
ロック演奏・歌唱賞
※シングルが対象 |
フィオナ・アップル
(Fiona Apple) 「シャメイカ」 (Shameika) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ ※今回ノミネートされた6人は、すべて女性でした。 |
※歴代のロック演奏・歌唱賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る↑ |
ロック・アルバム賞 |
ザ・ストロークス
(The Strokes) 「ザ・ニュー・アブノーマル」 (The New Abnormal) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のロック・アルバム賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る↑ |
ロック楽曲賞 |
ブリタニー・ハワード
(Brittany Howard) 「ステイ・ハイ」 (Stay High) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のロック楽曲賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る↑ |
メタル演奏・歌唱賞 |
ボディ・カウント
(Body Count) 「Bum-Rush(バムラッシュ)」 ※超大物ラッパー、アイスT(Ice-T)が率いるバンド。 1990年に結成された。 アイスTと、ギタリストのアーニー・Cが結成した。 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のメタル・パフォーマンス賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る↑ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
ラップ・パフォーマンス賞、ラップ楽曲賞、ラップアルバム賞、メロディラップ・パフォーマンス賞
2021年 ラップ部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
ラップ・パフォーマンス賞 |
ミーガン・ジー・スタリオン ft ビヨンセ
(Megan Thee Stallion ft Beyoncé) 「サベージ」 (Savage Remix) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
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ラップ楽曲賞 |
ミーガン・ジー・スタリオン ft ビヨンセ
(Megan Thee Stallion ft Beyoncé) 「サベージ」 (Savage Remix) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のラップ楽曲賞→ ラップ部門の一覧の先頭に戻る↑ |
ラップ・アルバム賞 |
ナズ
(Nas) 「King's Disease」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のラップ・アルバム賞→ ラップ部門の一覧の先頭に戻る↑ |
メロディラップ賞
(旧:ラップと歌のコラボ賞) ※シングルが対象 |
アンダーソン・パーク
(Anderson .Paak) 「ロックダウン」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
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主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 カントリー部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
カントリー・グループ賞 |
ダン+シェイ & ジャスティン・ビーバー
(Dan+Shay、Justin Bieber) 「10,000 Hours」 (テン・サウザンド・アワーズ) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
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カントリー・アルバム賞 |
ミランダ・ランバート
(Miranda Lambert) 「ワイルドカード」 (Wildcard) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のカントリー・アルバム賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
ジャズ楽器アルバム賞、ジャズ楽団アルバム賞、ジャズ歌唱アルバム賞、ジャズ即興賞
2021年 ジャズ部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
ジャズ楽器アルバム賞 |
チック・コリア、クリスチャン・マクブライド、ブライアン・ブレイド
(Chick Corea feat. Christian McBride & Brian Blade) 「トリロジー2」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のジャズ楽器アルバム賞→ |
ジャズ大規模楽団アルバム賞 |
マリア・シュナイダー・オーケストラ
(Maria Schneider Orchestra) 「Data Lords」 Amazon(CD)→ |
※歴代のジャズ楽団アルバム賞→ |
ジャズ歌唱アルバム賞 |
カート・エリング ft ダニーロ・ペレス
(Kurt Elling featuring Danilo Pérez) 「Secrets Are the Best Stories」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のジャズ歌唱アルバム賞→ |
ジャズ即興賞 |
チック・コリア
(Chick Corea) 「オール・ブルーズ」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のジャズ即興賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 映画音楽部門 | |
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部門 | 受賞 |
映画主題歌・挿入歌賞 |
「ノー・タイム・トゥ・ダイ」
~映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』主題歌 (No Time to Die) ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル (Billie Eilish & Finneas O'Connell) 動画→ |
映画サントラ・アルバム賞 |
映画「ジョジョ・ラビット」サントラ
様々な音楽家(タイカ・ワイティティ監督による楽曲集) 動画→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 テクノ/ダンス部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
ダンス・レコード賞
※シングルが対象 |
ケイトラナダ ft カリ・ウチス
(Kaytranada ft Kali Uchis) 「10%」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のダンス・レコード賞→ |
ダンス・アルバム賞 |
ケイトラナダ
(Kaytranada) 「Bubba」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のテクノ/EDM賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 レゲエ部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
レゲエ・アルバム賞 |
トゥーツ&ザ・メイタルズ
(Toots and the Maytals) 「Got To Be Tough」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のレゲエ賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 癒し系音楽部門 | |
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部門 | 受賞 |
ニューエイジ音楽アルバム賞 |
ジム・ウェスト
(Jim Kimo West) 「モア・ギター・ストーリーズ」 (More Guitar Stories) 動画→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 ゴスペル部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
ゴスペル楽曲・歌唱賞 |
ジョナサン・マクレイノルズ
(Jonathan McReynolds) 「Movin' On」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のゴスペル賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 オルタナ部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
オルタナティブ・アルバム賞 |
フィオナ・アップル
(Fiona Apple) 「フェッチ・ザ・ボルト・カッターズ」 (Fetch the Bolt Cutters) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のオルタナティブ・アルバム賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 クラシック部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
オーケストラ演奏賞 |
ロサンゼルス・フィルハーモニック
(指揮者:グスターボ・ドゥダメル ) 「アイヴズ:交響曲全曲集」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のオーケストラ演奏賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 民族音楽部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
グローバル・ミュージック・アルバム賞 (旧:ワールド・ミュージック・アルバム賞) |
バーナ・ボーイ
(Burna Boy) ナイジェリア 「Twice As Tall」 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代のグローバル・ミュージック・アルバム賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
2021年 映像部門 | ||
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部門 | 受賞 | ノミネート |
音楽ビデオ賞 |
ビヨンセ&ウィズキッド ft ブルー・アイビー・カーター
(Beyoncé & Wizkid featuring Blue Ivy Carter) 「ブラウン・スキン・ガール」 (Brown Skin Girl) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ |
※歴代の音楽ビデオ賞→ |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
日時 | スケジュール |
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選考対象の曲のリリース期限終了 | 2020年8月31日 |
ノミネート投票 | 2020年9月30日~10月12日 |
ノミネート発表 |
2020年11月25日(水)の未明
(※正確には、11月25日(水)の午前2時=日本時間) |
授賞式(結果発表) | 2021年3月15日(月)の昼間(日本時間) |
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
ノミネートを期待されていたものの、グラミー賞のノミネートから漏れた曲やアルバムの一覧です。
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主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |
ノミネートの事前予想(2020年10月時点)
エチオピア系カナダ人の歌手ザ・ウィークエンド(The Weeknd、30歳)が、主要部門の有力候補になると予想されています。 大ヒットシングル「ブラインディング・ライツ(動画)」で、レコード賞と楽曲賞の両方でのノミネートが確実視されています。 「ブラインディング・ライツ」は、1980年代に流行したシンセポップ(シンセサイザー・ポップ)を想起させるサウンドで、疾走感あふれる独特の世界観を表現しました。a-ha(アハ)の名曲「テイク・オン・ミー(動画)」に相通ずるものも感じさせます。世界30か国以上で1位を獲得。世代や民族を超えて厚い支持を得ました。さらに、アルバム賞でも、ウィークエンドの『アフター・アワーズ』が、米音楽メディアから筆頭候補として挙げられています。
イギリス人女性歌手デュア・リパも、主要部門でのノミネートが有望視されています。 とりわけシングルの「ドント・スタート・ナウ(動画)」に注目。 レコード賞と楽曲賞において、ザ・ウィークエンドの対抗馬になると予想する声が多いです。 また、この曲を含むアルバム『フューチャー・ノスタルジア』も、アルバム賞の候補作の一つと見られています。
『フューチャー・ノスタルジア』はデュア・リパの2枚目のアルバム。 懐古調の電子系音楽「レトロ・エレクトロ」と、新しい「モダン・ポップ」が融合した秀作と評価されました。 その第一弾シングルとなったのが「ドント・スタート・ナウ」です。 世界10か国以上で1位を獲得する大ヒットとなりました。
「ドント・スタート・ナウ」は、
ディスコ的ななつかしさと、新しさが見事なバランスで組み合わさった曲。ユーロビート的な雰囲気もあります。
色気のあるベースラインが強烈なインパクトを生んでおり、電子音ながらベーシストが実際に弾いたかのような生々しさがあります。
イアン・カークパトリックらの作曲チームは、ワイオミング州の田舎町のディスコで夜を明かした後、この曲を書いたといいます。
2020年の音楽界は、ディスコ音楽への回帰の傾向が強まりました。
BTSの「ダイナマイト」もその一つ。
デュア・リパはその潮流の先陣を切りました。
グラミー賞で輝かしい受賞歴を持つ歌手テイラー・スウィフト。
その8枚目のスタジオ・アルバムが「フォークロア」(Folklore)だ。
フォーク音楽の要素を取り入れた。
全体的に詩的で落ち着いた雰囲気になっている。
アップテンポで明るい前作までとは大きな方向転換となった。
コロナウイルス流行による外出禁止で孤立状態になるなかで制作・録音された。
発売後、米ビルボードのアルバムチャートで8週1位を獲得した。
これは、2017年以降で最長の記録となった。
音楽評論家にも称賛された。
テイラー・スウィフトは、グラミー賞のアルバム賞を2度受賞している。 2010年に「フィアレス」で、2016年に「1989」で受賞した。 このほか、2014年「レッド」でノミネートされた。
ただ、直近の2作品「ラヴァー」と「レピュテーション」は、 アルバム賞にはノミネートされなかった。 今回はノミネートなるか、注目されている。
アート系ポップの女性歌手フィオナ・アップル(43歳)も注目されています。 1997年にデビュー作で大ヒットを飛ばして以来、 アルバムを出すたびに、 グラミー賞にノミネートされてきたフィオナ・アップル。 シングル「クリミナル」(動画)では、女性ロック歌唱賞(1998年)を受賞しています。
そんな彼女が、実に8年ぶりに発表したのが、5枚目のアルバム「フェッチ・ザ・ボルト・カッターズ」(動画)です。音楽評論家から大絶賛され、「キャリア最高傑作」と評価する声も出ました。 缶から犬の骨まで、楽器以外の物を叩くを全面的に採用。 実験的なサウンドになっています。従来のジャンルで分類するのが困難。新鮮な生々しさに満ちています。
フィオナ・アップルのグラミー賞ノミネート歴は、 オルタナ部門とロック部門が中心で、 主要部門(総合部門)でノミネートされたのは新人賞だけです。 今回は、総本山のアルバム賞で候補入りが有力視されています。
最優秀新人賞に、日本人歌手リナ・サワヤマ(Rina Sawayama、30歳)がノミネートされるのでは、との期待が高まっています。 リナ・サワヤマは1990年新潟生まれ。 幼少期に英国ロンドンに転居。 イギリスの永住権を保持しています。 2020年4月、スタジオ・デビューアルバム『SAWAYAMA』を発表。 高い評価を得ました。
韓国の男性アイドルグループ、BTS(防弾少年団)の初ノミネートの行方も注目されています。 BTSは、シングル「ダイナマイト」(動画→)が2020年9月、全米ビルボード1位を獲得。 アジアの曲としては、坂本九の「上を向いて歩こう(スキヤキ)」(1963年)以来、57年ぶりの快挙でした。 2020年2月発売のアルバム『マップ・オブ・ザ・ソウル7』も全米1位を達成。 2020年上半期に米国内で最も売れたアルバムになりました。
大活躍した前年(2020年)は期待されたものの、ノミネートがゼロでした。 しかし、授賞式に招待されて、パフォーマンスを披露しました。
主要4部門 | 2022年受賞結果→ | 2020年→ | 歴代の主要4部門→ |