2020年の受賞者の一覧

主要4部門

2020年 主要4部門
部門 受賞 ノミネート
レコード賞 ビリー・アイリッシュ
(Billie Eilish)

「バッド・ガイ」
(Bad Guy)

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ビリー・アイリッシュ
  • リゾ
    (Lizzo)
    「トゥルース・ハーツ」
    (Truth Hurts)

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  • リル・ナズ・X
    (Lil Nas X)
    「オールド・タウン・ロード」
    (Old Town Road)

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  • アリアナ・グランデ
    (Ariana Grande)
    「セブン・リングス(7つの指輪)」
    (7 rings)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


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  • ハー
    (H.E.R.)
    「ハード・プレイス」
    (Hard Place)

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  • カリード
    (Khalid)
    「トーク」
    (Talk)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


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  • ポスト・マローン
    (Post Malone)
    「サンフラワー」
    (Sunflower)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


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  • ボン・イヴェール
    (Bon Iver)
    「ヘイ・マー」
    (Hey Ma)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


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 ※歴代のレコード賞→
アルバム賞 ビリー・アイリッシュ
(Billie Eilish)

「ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?」
(When We All Fall Asleep, Where Do We Go?)

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  • リゾ
    (Lizzo)
    「コズ・アイ・ラブ・ユー」
    (Cuz I Love You)
     試聴(Amazon)→

  • アリアナ・グランデ
    (Ariana Grande)
    「サンキュー・ネクスト」
    (thank u, next)
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  • リル・ナズ・エックス
    (Lil Nas X)
    「セブン」
    (7)
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  • ハー
    (H.E.R.)
    「アイ・ユース・トウ・ノウ・ハー」
    (I Used to Know Her)
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  • ヴァンパイア・ウィークエンド
    (Vampire Weekend)
    「ファーザー・オブ・ザ・ブライド」
    (Father of the Bride)
     試聴(Amazon)→

  • ボン・イヴェール
    (Bon Iver)
    「アイ、アイ」
    (i,i)
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  • ラナ・デル・レイ
    (Lana Del Rey)
    「ノーマン・ファッキング・ロックウェル」
    (Norman Fucking Rockwell!)
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 ※歴代のアルバム賞→
楽曲賞 ビリー・アイリッシュ
(Billie Eilish)

「バッド・ガイ」
(Bad Guy)

(作詞・作曲:ビリー・アイリッシュ&兄フィニアス・オコネル)

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 動画(歌詞ビデオ)→
  • レディー・ガガ
    (Lady Gaga)
    「2人を忘れない」
    (Always Remember Us This Way)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


     動画→

  • リゾ
    (Lizzo)
    「トゥルース・ハーツ」
    (Truth Hurts)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


     動画→

  • ハー
    (H.E.R.)
    「ハード・プレイス」
    (Hard Place)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


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  • テイラー・スウィフト
    (Taylor Swift)
    「ラヴァー」
    (Lover)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


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  • ルイス・キャパルディ
    (Lewis Capaldi)
    「サムワン・ユー・ラヴ」
    (Someone You Love)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


     動画→

  • ラナ・デル・レイ
    (Lana Del Rey)
    「ノーマン・ファッキング・ロックウェル」
    (Norman Fucking Rockwell)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


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  • タニヤ・タッカー
    (Tanya Tucker)
    「ブリング・マイ・フラワーズ・ナウ」
    (Bring My Flowers Now)

    1回タップして、数秒待ってからもう1回タップすると再生スタート


     動画→


 ※歴代の楽曲賞→
新人賞 ビリー・アイリッシュ
(Billie Eilish)

 動画→

 デビューアルバム試聴(Amazon)→


 ※歴代の新人賞→

年別

主要4部門

ポップ部門

R&B部門

ロック部門

メタル部門

ラップ部門

カントリー部門

ジャズ部門

テクノ、EDM部門

レゲエ部門

民族音楽部門

オルタナ部門

ゴルペル部門

クラシック部門

映像部門

技術部門

年代別の主要4部門

歴代の日本人受賞者

他のアワード

音楽業界の歴史

ポップ部門

2020年 ポップ部門
部門 受賞 ノミネート
ポップ歌唱賞(ソロ) リゾ

「トゥルース・ハーツ」


 動画(ライブ)→
ポップ賞(グループ/デュオ) 「オールド・タウン・ロード」

リル・ナズ・X & ビリー・レイ・サイラス

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  • ショーン・メンデス&カミラ・カベロ
    「セニョリータ」

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  • アリアナ・グランデ&ソーシャル・ハウス
    「ボーイフレンド」

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  • ジョナス・ブラザーズ
    「Sucker」

     動画→
ポップ・アルバム賞(歌唱) ビリー・アイリッシュ

「ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ」
(When We All Fall Asleep, Where Do We Go?)


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 ※歴代のポップ・アルバム賞→

ロック部門

2020年 ロック部門
部門 受賞 ノミネート
ロック・パフォーマンス賞 ゲイリー・クラーク・ジュニア

「This Land」


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  • ボーンズUK
    「Pretty Waste」

     動画→
  • ブリタニー・ハワード
    「History Repeats」

     動画→
  • ライバル・サンズ
    「Too Bad」

     動画→
  • カレン・オーとデンジャー・マウス
    「Woman」

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 ※歴代のロック演奏・歌唱賞→
ロック・アルバム賞 ケイジ・ジ・エレファント

「Social Cues」


 動画→

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 ※歴代のロック・アルバム賞→
ロック楽曲賞 ゲイリー・クラーク・ジュニア

「This Land」


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  • ザ・1975
    「Give Yourself A Try」

     動画→
  • バンパイア・ウィークエンド
    「Harmony Hall」

     動画→
  • ブリタニー・ハワード
    「History Repeats」

     動画→
  • トゥール
    「Fear Inoculum」

     動画→


 ※歴代のロック楽曲賞→

年別

主要4部門

ポップ部門

R&B部門

ロック部門

メタル部門

ラップ部門

カントリー部門

ジャズ部門

テクノ、EDM部門

レゲエ部門

民族音楽部門

オルタナ部門

ゴルペル部門

クラシック部門

映像部門

技術部門

年代別の主要4部門

歴代の日本人受賞者

他のアワード

音楽業界の歴史

ラップ(ヒップホップ)部門

2020年 ラップ部門
部門 受賞 ノミネート
ラップ楽曲賞 21サベージ ft Jコール

「A Lot」


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  • ダベイビー
    「Suge」

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  • ニプシー・ハッスル ft ロディ・リッチ&ヒット・ボーイ
    「Racks In The Middle」

     動画→
  • YBNコーデー ft チャンス・ザ・ラッパー
    「Bad Idea」

     動画→
  • リック・ロス ft ドレイク
    「Gold Roses」

     動画→


 ※歴代のラップ・ソング賞→
ラップ・アルバム賞 タイラー・ザ・クリエイター

「IGOR」


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 ※歴代のラップ・アルバム賞→
ラップ・パフォーマンス賞 ニプシー・ハッスル

「Racks in the Middle」


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  • クラウト ft カーディB
    「Offset」

     動画→
  • Jコール
    「Middle Child」

     動画→
  • ダベイビー
    「Suge」

     動画→
  • ドリームヴィル
    「Down Bad」

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ラップと歌のコラボ賞 DJキャレド ft ニプシー・ハッスル&ジョン・レジェンド

「Higher」


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  • リル・ナズ・エックス
    「Panini」

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  • リル・ベイビーとガンナ
    「Drip Too Hard」

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  • マスタード ft ロディ・リッチ
    「Ballin」

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  • ヤング・サグ ft Jコール、タラビス・スコット
    「The London」

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カントリー部門

2020年 カントリー部門
部門 受賞 ノミネート
カントリー・アルバム賞 タニヤ・タッカー

「While I'm Livin'」


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 ※歴代のカントリー・アルバム賞→

R&B(ソウル)部門

2020年 R&B部門
部門 受賞 ノミネート
R&Bソング賞 PJモートン ft ジョジョ

「Say So」


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  • エミリー・キング
    「Look At Me Now」

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  • ハー ft ブライソン・ティラー
    「Could've Been」

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  • クリス・ブラウン ft ドレイク
    「No Guidance」

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  • ラッキー・デイ
    「Roll Some Mo」

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 ※歴代のR&Bソング賞→
R&Bアルバム賞 アンダーソン・パーク

「Venture」


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 ※歴代のR&Bアルバム賞→

年別

主要4部門

ポップ部門

R&B部門

ロック部門

メタル部門

ラップ部門

カントリー部門

ジャズ部門

テクノ、EDM部門

レゲエ部門

民族音楽部門

オルタナ部門

ゴルペル部門

クラシック部門

映像部門

技術部門

年代別の主要4部門

歴代の日本人受賞者

他のアワード

音楽業界の歴史

ジャズ部門

2020年 ジャズ部門
部門 受賞 ノミネート
ジャズアルバム賞(インストゥルメンタル) ブラッド・メルドー

「Finding Gabriel」


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  • ジョシュア・レッドマン・カルテット
    「Come What May」

     試聴(Amazon)→
  • クリスチャン・マクブライド
    「Christian McBride's New Jawn」

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  • ブランフォード・マルサリス・カルテット
    「The Secret Between the Shadow and the Soul」
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  • ジョーイ・デフランセスコ
    「In The Key Of The Universe」

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 ※歴代のジャズ楽器演奏賞→
ジャズ大規模楽団(アンサンブル)アルバム賞 ブライアン・リンチ・ビッグ・バンド

「The Omni-american Book Club」


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 ※歴代のジャズ楽団賞→
ジャズ歌唱アルバム賞 エスペランサ・スポルディング

「12 Little Spells」


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 ※歴代のジャズシンガー賞→
ジャズ即興賞 ランディ・ブレッカー

「Sozinho」


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  • メリッサ・アルダナ
    「Elsewhere」

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  • ジュリアン・ラージ
    「Tomorrow Is The Question」

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  • クリスチャン・マクブライド
    「Sightseeing」

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  • ブランフォード・マルサリス
    「The Windup」

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 ※歴代のジャズ即興賞→

テクノ、ダンス音楽、EDM部門

2020年 テクノ/ダンス部門
部門 受賞 ノミネート
ダンス・レコード賞 ケミカル・ブラザーズ

「Got To Keep On」


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  • ルーファス・デュ・ソル
    「Underwater」

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  • ボノボ
    「Linked」

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  • メデューサ ft グッドボーイズ
    「Piece Of Your Heart」

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  • スクリレックス&ボーイズ・ノイズ&タイ・ダラー・サイン
    「Midnight Hour」

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 ※歴代のダンス・レコード賞→
ダンス・アルバム賞 ケミカル・ブラザーズ

「No Geography」


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 ※歴代のテクノ/EDM賞→

年別

主要4部門

ポップ部門

R&B部門

ロック部門

メタル部門

ラップ部門

カントリー部門

ジャズ部門

テクノ、EDM部門

レゲエ部門

民族音楽部門

オルタナ部門

ゴルペル部門

クラシック部門

映像部門

技術部門

年代別の主要4部門

歴代の日本人受賞者

他のアワード

音楽業界の歴史

レゲエ部門

2020年 レゲエ部門
部門 受賞 ノミネート
レゲエアルバム賞 コフィー

「Rapture」


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 ※歴代のレゲエ賞→

ゴスペル部門

2020年 ゴスペル部門
部門 受賞 ノミネート
ゴスペル楽曲・歌唱賞 カーク・フランクリン

「Love Theory」


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  • グロリア・ゲイナー ft ヨランダ・アダムス
    「Talkin' 'Bout Jesus」

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  • トラビス・グリーン ft ジェカリン・カー
    「See The Light」

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  • コリン・ホーソーン ft ナタリー・グラント
    「Speak The Name」

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  • ターシャ・コブス・レオナルド
    「This Is A Move (Live)」

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 ※歴代のゴスペル賞→

オルタナ部門

2020年 オルタナ部門
部門 受賞 ノミネート
オルタナティブ・アルバム賞 ヴァンパイア・ウィークエンド
(Vampire Weekend)

「ファーザー・オブ・ザ・ブライド」
(Father of the Bride)

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クラシック部門

2020年 クラシック部門
部門 受賞 ノミネート
オーケストラ演奏賞 ロサンゼルス・フィルハーモニック

(指揮者:グスターボ・ドゥダメル)

「ノーマン:サステイン」


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  • シンシナティ交響楽団
    (指揮者:ルイ・ラングレー)
    「トランスアトランティック」

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  • バーミンガム市交響楽団&クレメラータ・バルティカ
    (指揮者:ミルガ・グラジニーテ・ティーラ)
    「ヴァインベルク作曲の交響曲第2番と21番」

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  • ピッツバーグ交響楽団
    (指揮者:マンフレート・ホーネック)
    「ブルックナー作曲の交響曲第9番」

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  • デトロイト交響楽団
    (指揮者:レナード・スラットキン)
    「アーロン・コープランド作曲のバレエ音楽『ビリー・ザ・キッド』」

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民族音楽部門

2020年 民族音楽部門
部門 受賞 ノミネート
ワールド・ミュージック・アルバム賞 アンジェリーク・キジョー
(Angelique Kidjo)

「セリア」
(Celia)

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  • アルタン・ギュン
    (Altin Gün)
    「ゲジェ~夜」
    (Gece)
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  • ナタリー・ヨアキム with スペクトラル四重奏団
    (Nathalie Joachim With Spektral Quartet)
    「ハイチの女性」
    (Fanm d'Ayiti)
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  • バーナ・ボーイ
    (Burna Boy)
    「アフリカン・ジャイアント」
    (African Giant)
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  • ボカンテ&メトロポール・オーケストラ(指揮:ジュールズ・バックリー)
    (Bokanté & Metropole Orkest Conducted By Jules Buckley)
    「ホワット・ヒート」
    (What Heat)
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映像部門

2020年 映像部門
部門 受賞 ノミネート
音楽ビデオ賞 オールド・タウン・ロード

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リル・ナズ・エックス & ビリー・レイ・サイラス
  • セロハン
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    FKAツイッグス
  • Glad He's Gone
     動画→
    トーブ・ロー
  • ジス・ランド
     動画→
    ゲイリー・クラーク・ジュニア
  • We've Got To Try
     動画→
    ケミカル・ブラザーズ

授賞式の動画

▼ レコード賞の発表と、ビリー・アイリッシュのスピーチ

▼ ビリー・アイリッシュのパフォーマンス

年別

主要4部門

ポップ部門

R&B部門

ロック部門

メタル部門

ラップ部門

カントリー部門

ジャズ部門

テクノ、EDM部門

レゲエ部門

民族音楽部門

オルタナ部門

ゴルペル部門

クラシック部門

映像部門

技術部門

年代別の主要4部門

歴代の日本人受賞者

他のアワード

音楽業界の歴史

ビリー・アイリッシュとは

【史上2人目の主要4部門独占】

アメリカの女性歌手ビリー・アイリッシュは2020年のグラミー賞で6部門にノミネート。 主要4部門のすべてにノミネートされたアーティストとして史上最年少の記録(ノミネート当時17歳)を更新した。 ノミネートされた6部門のうち5部門で受賞を果たし、主要4部門の全制覇となった。 主要4部門の独占はクリストファー・クロスに次いで史上2人目。39年ぶりの快挙。 一方、彼女のプロデューサーを務めた兄フィニアスも、プロデューサー賞など5部門でノミネートされ、全ての部門で受賞に輝いた。

<ビリー・アイリッシュの2020年のグラミー賞>
ノミネート 【受賞】レコード賞
【受賞】アルバム賞
【受賞】楽曲賞
【受賞】新人賞
【受賞】ポップ・アルバム賞
ポップ・ソロ歌唱賞

「私たちは眠りについたらどこに行くの?」

デビューアルバムの正式な日本語タイトルは「ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?」 。 意味は「私たちは眠りについたらどこに行くの?」。 2019年3月にリリースされた。 実兄フィニアスと二人三脚で創作活動を行った。 21世紀生まれのアーティストとして初の全米アルバム1位に輝いた。 ジェネレーションZのティーンエイジャーの心情を表現し、 世界中の若者を熱狂させた。 ビリー・アイリッシュが現代音楽文化に与えた衝撃は、 1991年のニルヴァーナ以来の大きさだという音楽評論家もいる。

【シングル「バッドガイ」】

シングル「バッド・ガイ」は、 地を這うようなビートとベースが特徴。 アイリッシュならではのウィスパーボイス(ささやき声)とともに、 ダークな雰囲気を醸し出している。 公式ビデオでは、タランチュラが口を這い、 目から黒い涙を流す。

【14歳でネットからデビュー】

アイリッシュは米ロサンゼルス出身。両親はともに俳優。 わずか14歳で、自主制作のシングル「オーシャン・アイズ」をインターネット上で発表した。 兄フィネアスが自身のバンドのために書いた曲だった。

【自宅で制作】

メジャーデビューにあたって、レコード会社は大物プロデューサーを起用することを提案したという。
しかし、アイリッシュはこれを拒否。兄フィアネスとの共同作業を貫いた。主な作業場は、従来通り自宅だった。

【影響を受けたというアーティスト】

チャイルディッシュ・ガンビーノ
タイラー・ザ・クリエイター
グリーン・デイ
アブリル・ラビーン
ラナ・デル・レイ

【音楽ジャンル】

ダンス・ポップ
エレクトロ
インダストリアル

【アルバム賞の最年少記録】

アイリッシュは2020年のグラミー賞の授賞式時点では18歳。最優秀アルバム賞を受賞した年齢としては、テイラー・スウィフトの最年少記録を塗り替えた。

<アルバム賞の受賞の最年少記録(ソロ)>
順位 アーティスト 年齢
ビリー・アイリッシュ 18歳と39日
テイラー・スウィフト 20歳と49日
アラニス・モリセット 21歳と242日
バーバラ・ストライザンド 22歳と18日

グラミー賞の曲の紹介

レコード賞のノミネート曲

「最優秀レコード賞」にノミネートされた曲を紹介します。


曲名 アーティスト 解説
オールド・タウン・ロード
(Old Town Road)

 動画→
リル・ナズX ft ビリー・レイ・サイラス
(Lil Nas X ft Billy Ray Cyrus)
SNSから登場した20歳のラップ歌手リル・ナズ・Xのデビュー曲。 米ビルボートのチャートで、 19週連続の1位という前人未到の記録を打ち立てた。 カントリー歌手ビリー・レイ・サイラスとのコラボになっており、 「カントリー・ラップ」という新しいジャンルを全世界に認知させた。

リル・ナズは米南部のジョージア出身。 大学を中退し、レストランなどでバイトしながら自宅にこもって自作の曲や動画をSNSで公開する暮らしをしていた。 オランダの少年(19歳)が作った音源をネットで見つけ、約3000円で購入する。 これは、ロックバンド、ナイン・インチ・ネイルズのの一部をサンプリングしたものだった。

2018年12月に、リル・ナズはこの音源に自分のラップをつけて「Old Town Road」として公開する。 これが動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」で評判となり、一気に拡散。 レコード会社と契約していない状態で、米ビルボードの83位にデビューするという珍事が起きた。 2019年3月にソニー傘下の大手レコード会社コロンビアと契約。 4月に米ビルボードで1位となる。曲の長さはわずか1分53秒で、1位の獲得曲の中で史上5番目の短さだった。 このころ、女性歌手マイリー・サイラスの父親としても有名なカントリー歌手ビリー・レイ・サイラスの歌声を交えたリミックス盤が発売。 すると、さらに幅広い層が飛びつき、記録的なストリーミング数となる。

結局、4月から8月まで19週連続で1位を独走。 マライア・キャリー&ボーイズ・トゥ・メンの「ワン・スイート・デイ」、 ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーft ジャスティン・ビーバーの「デスパシート」が保有していた18週連続1位という記録を追い抜いた。
バッド・ガイ
(Bad Guy)

 動画→
ビリー・アイリッシュ
(Billie Eilish)
17歳の天才的な女性歌手ビリー・アイリッシュの大ヒット曲。 デビューアルバム「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」に収録された。 世界各国で1位を記録した。

自分の恋人が「ワルな奴(Bad Guy)」になっていることを皮肉っている曲だとされる。 また、自分の性格の暗い部分にスポットを当てている。 シンプルな電子音を使い、キャッチーなサウンドを創出。 少女の不思議っぽい心理を表現している。兄とともに作曲・作詞した。
トゥルース・ハーツ
(Truth Hurts)

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リゾ
(Lizzo)
リゾにとって最初の全米シングル1位となった曲。

不誠実な形で自分を振った男性に対する不平を、 軽快なタッチで明るく歌っている。

歌詞はリゾ自身の体験に基づいている。 親密な関係になったある男性が、昔の彼女と復縁したとたんに、電話の留守電で一方的に別れを告げてきたという。

もともと2017年にリリースされた。そのときはヒットには至らなかったが、じわじわと「TikTok」で支持を広げていった。 ネットフリックス(Netflix)が2018年11月に配信し始めた映画「サムワン・グレート 輝く人に」で使用されたことで、さらに注目を集めるようになった。

さらに、2019年にリゾが3枚目(メジャーデビュー作)のアルバム「コズ・アイ・ラブ・ユー」ででブレイクすると、 この曲もラジオやネット上で一気に拡散した。 コズ・アイ・ラブ・ユーのデラックス盤にも収録され。 2019年9月に米ビルボートで1位に輝いた。
セブン・リングス(7つの指輪)
(7 rings)

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アリアナ・グランデ
(Ariana Grande)
2019年に大活躍したアリアナ・グランデ。アルバム『サンキュー・ネクスト』からの2枚目のシングルとして発売された。 全米ビルボードで8週連続で1位の座をキープ。アリアナ・グランデの最大のヒットとなった。

アリアナ・グランデはラップのような歌い方をしている。 アリアナの近年のシングルの中で最もヒップホップ的な曲になっている。 名作ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の曲「私のお気に入り」のメロディなどを採用した。

魅惑のサウンドで、聴く人を酔わせる魅力を放つ。 アリアナは「友情についての賛歌」だとしている。

別のシングル「サンキュー・ネクスト」もノミネートが有力視されていたが、 アリアナ陣営は最優秀レコード賞には「セブン・リングス」をエントリーした。

グラミー賞の日程

2019年8月31日・・・選考対象の曲のリリース期限終了
2019年11月20日(水)・・・ノミネート発表(日本時間の22時20分ごろ発表予定)
2020年1月27日(月)・・・授賞式

年別

主要4部門

ポップ部門

R&B部門

ロック部門

メタル部門

ラップ部門

カントリー部門

ジャズ部門

テクノ、EDM部門

レゲエ部門

民族音楽部門

オルタナ部門

ゴルペル部門

クラシック部門

映像部門

技術部門

年代別の主要4部門

歴代の日本人受賞者

他のアワード

音楽業界の歴史