2025年(第67回)グラミー賞の受賞一覧です。説明・動画など。
ビヨンセが初のアルバム賞を受賞した。カントリー作品『カウボーイ・カーター』でついに悲願達成。レコード賞はケンドリック・ラマーのラップ曲「ノット・ライク・アス」で、楽曲賞とのダブル受賞。主要部門で冷遇されてきた2人の黒人トップアーティストが大躍進する画期的な年となった。投票権者(グラミー会員)が1万3000人に増え、白人高齢層への過度の偏りが改善された影響か。
日本人では、松本エル(札幌出身のチェロ奏者)がニューエイジ・アルバム賞を受賞した。坂本龍一(ニューエイジ・アルバム賞ノミネート)、宅見将典(グローバル音楽演奏賞ノミネート)、北川潔(ジャズ楽器アルバム賞ノミネート)は受賞ならず。 (河端哲朗)
ケンドリック・ラマーが5個でトップ。これまでもラップ部門で数多く獲っていたが、今回ついに主要部門に手が届いた。アルバムなし、シングル1曲だけでの大勝利。また、既に累計受賞数がグラミー史上1位だったビヨンセも「マイナー部門で大量に稼いで主要部門で負ける」といういつもパターンから脱却し、最優秀アルバム賞を手に入れた。一方、デビュー以来最高の勝率だったビリー・アイリッシュは7個ノミネートながら無冠。女王テイラー・スウィフトも0勝。常勝ブルーノ・マーズも3個目の楽曲賞をケンドリックに阻まれた。
1位 | 5個 | ケンドリック・ラマー |
2位 | 3個 | ビヨンセ |
チャーリーXCX |
ビヨンセが最多11ノミネートを獲得。自身が持つ累計ノミネート数の史上最多記録を99に更新した。
1位 | 11個 | ビヨンセ |
2位 | 7個 | ビリー・アイリッシュ |
ケンドリック・ラマー | ||
チャーリーXCX | ||
ポスト・マローン |
主要4部門(レコード賞、アルバム賞、楽曲賞、新人賞) 、 ポップ、 ロック、 メタル、 ラップ、 カントリー、 R&B、 テクノ/ダンス、 オルタナ、 癒し系(ニューエイジ)音楽、 民族音楽、 ジャズ、 クラシック、 レゲエ、 ラテン、 ゴスペル、 音楽ビデオ賞
ポップ・グループ賞、ポップ・ソロ賞、ポップ・アルバム賞、ポップ・ダンス賞
ポップ部門 | ||
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受賞 | ノミネート | |
ポップ・グループ賞 ※シングルが対象 |
レディー・ガガ&ブルーノ・マーズ
(Lady Gaga&Bruno Mars) 「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」 (Die With A Smile) |
※歴代のポップ・グループ賞→ ポップ部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ポップ・ソロ賞 ※シングルが対象 |
サブリナ・カーペンター
(Sabrina Carpenter) 「エスプレッソ」 (Espresso) |
※歴代のポップ・ソロ賞→ ポップ部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ポップ・アルバム賞 |
サブリナ・カーペンター
(Sabrina Carpenter) 「ショート・ン・スウィート」 (Short n' Sweet) |
※歴代のポップ・アルバム賞→ ポップ部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ダンス・ポップ賞 |
チャーリーXCX(エックス・シー・エックス)
(Charli XCX) 「ボン・ダッチ」 (Von Dutch) |
ポップ部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ロック演奏・歌唱賞(パフォーマンス賞)、 ロック楽曲賞、 ロックアルバム賞、 メタル演奏・歌唱賞
ロック部門 | ||
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受賞 | ノミネート | |
ロック演奏・歌唱賞 ※シングルが対象 |
ビートルズ
(The Beatles) 「ナウ・アンド・ゼン」 (Now and Then) |
※歴代のロック演奏・歌唱賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ロック楽曲賞 ※シングルが対象 |
セイント・ヴィンセント
(St. Vincent) 「ブロークン・マン」 (Broken Man) |
※歴代のロック楽曲賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ロックアルバム賞 |
ローリング・ストーンズ
(The Rolling Stones) 「ハックニー・ダイアモンズ」 (Hackney Diamonds) |
※歴代のロック・アルバム賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る▲ |
メタル演奏・歌唱賞 ※シングルが対象 |
ゴジラ&マリーナ・ヴィオッティ
(Gojira&Marina Viotti&Victor Le Masne ) 「メア・クルパ」 (Mea Culpa -Ah! Ça ira!) |
※歴代のメタル・パフォーマンス賞→ ロック部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ラップ歌唱賞、ラップ楽曲賞、メロディラップ賞、ラップ・アルバム賞
ラップ部門 | ||
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受賞 | ノミネート | |
ラップ歌唱賞 ※シングルが対象 |
ケンドリック・ラマー
(Kendrick Lamar) 「ノット・ライク・アス」 (Not Like Us) |
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ラップ楽曲賞 ※シングルが対象 |
ケンドリック・ラマー
(Kendrick Lamar) 「ノット・ライク・アス」 (Not Like Us) |
※歴代のラップ楽曲賞→ |
メロディラップ賞 ※シングルが対象 |
ラプソディ ft エリカ・バドゥ
(Rapsody ft Erykah Badu) 「3:AM」 (スリーエイエイム) |
|
ラップアルバム賞 |
ドーチー
(Doechii) 「アリゲーター・バイツ・ネバー・ヒール」 (Alligator Bites Never Heal) |
※歴代のラップ・アルバム賞→ |
カントリー・グループ賞、カントリー・ソロ賞、カントリー楽曲賞、カントリー・アルバム賞
カントリー部門 | ||
---|---|---|
受賞 | ノミネート | |
カントリー・グループ賞 |
ビヨンセ ft マイリー・サイラス
(Beyoncé ft Miley Cyrus) 「2モースト・ウォンテッド」 (II Most Wanted) |
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カントリー・ソロ賞 |
クリス・ステイプルトン
(Chris Stapleton) 「イット・テイクス・ア・ウーマン」 (It Takes a Woman) |
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カントリー楽曲賞 |
ケイシー・マスグレイヴス
(Kacey Musgraves) 「ジ・アーキテクト」 (The Architect) |
|
カントリー・アルバム賞 |
ビヨンセ
(Beyonce) 「カウボーイ・カーター」 (Cowboy Carter) |
※歴代のカントリー・アルバム賞→ |
R&B歌唱賞、R&B楽曲賞、伝統的R&B歌唱賞、R&Bアルバム賞
R&B部門 | ||
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受賞 | ノミネート | |
R&B歌唱賞 ※シングルが対象 |
マニー・ロング
(Muni Long) 「メイド・フォー・ミー」 (Made For Me) |
R&B部門の一覧の先頭に戻る▲ |
R&B楽曲賞 ※シングルが対象 |
シザ
(SZA) 「サターン」 (Saturn) |
※歴代のR&Bソング賞→ R&B部門の一覧の先頭に戻る▲ |
伝統的R&B歌唱賞 ※シングルが対象 |
ラッキー・デイ
(Lucky Daye) 「ザッツ・ユー」 (That's You) R&B部門の一覧の先頭に戻る▲ |
|
R&Bアルバム賞 |
クリス・ブラウン
(Chris Brown) 「11:11 (デラックス盤)」 (11:11 (Deluxe)) |
※歴代のR&Bアルバム賞→ R&B部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ダンス/エレクトロ・レコーディング賞、ダンス/エレクトロ・アルバム賞
ダンス電子音楽賞 ※シングルが対象 |
ジャスティス&テーム・インパラ
(Justice&Tame Impala) 「ネバレンダー」 (Neverender) |
※歴代のダンス/エレクトロ賞→ テクノ、ダンス音楽、EDM部門の一覧の先頭に戻る▲ |
ダンス電子音楽アルバム賞 |
チャーリーxcx
(エックス・シー・エックス) 「ブラット」 (Brat) |
※歴代のテクノ/EDM賞→ テクノ、ダンス音楽、EDM部門の一覧の先頭に戻る▲ |
オルタナ部門 | ||
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受賞 | ノミネート | |
オルタナ演奏・歌唱賞 ※シングルが対象 |
セイント・ヴィンセント
(St. Vincent) 「フリー」 (Flea) ~蚤(ノミ) |
|
オルタナ・アルバム賞 |
セイント・ヴィンセント
(St. Vincent) 「オール・ボーン・スクリーミング」 (All Born Screaming) |
※歴代のオルタナティブ・アルバム賞→ |
グローバル音楽演奏・歌唱賞 |
シーラ・E ft グロリア・エステファン&ミミー・スーカル(日系人)
(Sheila E. ft Gloria Estefan and Mimy Succar) 「ベンバ・コロラ」 (Bemba Colorá) 【サルサ】 |
|
グローバル音楽アルバム賞 |
マットB ft ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(Matt B ft Royal Philharmonic Orchestra) 「アルケブランII」 (Alkebulan II) |
※歴代のグローバル音楽アルバム賞→ |
ジャズ楽器アルバム賞、ジャズ演奏・歌唱賞、ジャズ楽団アルバム賞、ジャズ歌唱アルバム賞
ジャズ部門 | ||
---|---|---|
受賞 | ノミネート | |
ジャズ楽器アルバム賞 |
チック・コリア&ベラ・フレック
(Chick Corea&Béla Fleck) 「リメンブランス」 (Remembrance) |
※歴代のジャズ楽器アルバム賞→ |
ジャズ演奏・歌唱賞 (旧:即興賞) ※シングルが対象 |
サマラ・ジョイ ft サリバン・フォートナー
(Samara Joy ft Sullivan Fortner) 「トゥインクル・トゥインクル・リトル・ミー」 (Twinkle Twinkle Little Me) |
※歴代のジャズ即興賞→ |
ジャズ大規模楽団アルバム賞 |
ダン・プガック
(Dan Pugach Big Band) 「ビアンカ・リイマジンド」 (Bianca Reimagined:Music for Paws and Persistence) |
※歴代のジャズ楽団アルバム賞→ |
ジャズ歌唱アルバム賞 |
サマラ・ジョイ
(Samara Joy) 「ア・ジョイフル・ホリデイ」 (A Joyful Holiday) |
※歴代のジャズ歌唱アルバム賞→ |
オーケストラ演奏賞、クラシック独奏賞、クラシック合唱賞、クラシック・ソロ歌唱アルバム賞
クラシック部門 | ||
---|---|---|
受賞 | ノミネート | |
オーケストラ演奏賞 |
ロサンジェルス・フィルハーモニック
(指揮者:グスターボ・ドゥダメル) 「オルティス:レボルシオン・ディアマンティナ」 (Ortiz: Revolución Diamantina) |
※歴代のオーケストラ演奏賞→ |
クラシック独奏賞 |
ヴィキングル・オラフソン (Víkingur Ólafsson) 「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」 (Bach:Goldberg Variations) |
|
クラシック合唱賞 |
ザ・クロッシング (The Crossing) 指揮者:ドナルド・ナリー (Donald Nally) 「オーカー」 (Ochre) |
|
クラシック独唱アルバム賞 |
カレン・スラック
(Karen Slack) 「ビヨンド・ジ・イヤーズ~フローレンス・プライスの未発表曲」 (Beyond the Years – Unpublished Songs of Florence Price) |
レゲエ部門 | ||
---|---|---|
受賞 | ノミネート | |
レゲエ・アルバム賞 |
いろんなアーティスト
(Various Artists) 「ボブ・マーリー:ONE LOVE~映画に触発された音楽(豪華盤)」 (Bob Marley: One Love - Music Inspired By The Film (Deluxe)) |
※歴代のレゲエ賞→ |
ゴスペル・教会音楽部門 | ||
---|---|---|
受賞 | ノミネート | |
ゴスペル賞 ※シングルが対象 |
ターシャ・コブス&エリカ・キャンベル&イズラエル・ホートンほか
(Tasha Cobbs Leonard, Erica Campbell & Israel Houghton ft Jonathan McReynolds & Jekalyn Carr) 「ワン・ハレルヤ」 (One Hallelujah) |
※歴代のゴスペル賞→ |
現代クリスチャン音楽賞 |
シー・シー・ワイナンズ
(CeCe Winans) 「ザッツ・マイ・キング」 (That’s My King) |
フォーク部門 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | |
フォーク・アルバム賞 |
ギリアン・ウェルチ&デビッド・ローリングス
(Gillian Welch & David Rawlings) 「ウッドランド」 (Woodland) |
ブルース部門 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | |
伝統的ブルース・アルバム賞 |
タージ・マハール6人組
(The Taj Mahal Sextet) 「スウィンギン・ライブ」 (Swingin’Live at the Church in Tulsa) |
|
現代ブルース・アルバム賞 |
ルーシー・フォスター
(Ruthie Foster) 「マイレージ」 (Mileage) |
米国ルーツ(土着)音楽部門 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | |
米国ルーツ音楽演奏・歌唱賞 |
シエラ・フェレル
(Sierra Ferrell) 「ライトハウス」 (Lighthouse) |
|
アメリカーナ歌唱賞 |
シエラ・フェレル
(Sierra Ferrell) 「アメリカン・ドリーミング」 (American Dreaming) |
コンテンポラリー部門 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | |
器楽曲アルバム賞 |
テイラー・アイグスティ
(Taylor Eigsti) 「プロット・アーマー」 (Plot Armor) |
音楽ビデオ賞 |
ケンドリック・ラマー
(Kendrick Lamar) 「ノット・ライク・アス」 (Not Like Us) |
※歴代の音楽ビデオ賞→ |
ゲーム音楽部門 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | |
ゲーム音楽賞 |
ゲーム『ウィザードリィ 狂王の試練場』テーマ曲
作曲家:ウィニフレッド・フィリップス (Winifred Phillips) |
技術部門 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | |
アルバム技術賞 |
ピーター・ガブリエル
(Peter Gabriel) 「i/o」 |
|
器楽作曲賞 |
作曲家:アクロポリス・リード・クインテット
「ストランズ」 |
デザイン部門 | ||
---|---|---|
部門 | 受賞 | |
アルバム・ジャケット賞 |
チャーリーXCX
(Charli XCX) 「ブラット」 (BRAT) ![]() |
作品 | スコア |
---|---|
チャーリーxcx
「Brat」 |
90
(出典→) |
ビヨンセ
「Cowboy Carter」 |
87
(出典→) |
ビリー・アイリッシュ
「Hit Me Hard and Soft」 |
86
(出典→) |
ヴァンパイア・ウィークエンド
「Only God Was Above Us」 |
86
(出典→) |
チャペル・ローン
「The Rise and Fall of a Midwest Princess」 |
84
(出典→) |
ブリタニー・ハワード
「What Now?」 |
81
(出典→) |
タイラ
「Tyla」 |
81
(出典→) |
カリ・ウチス
「Orquídeas」 |
80
(出典→) |
ブラック・プーマズ
「Chronicles of a Diamond」 |
78
(出典→) |
ケイシー・マスグレイヴス
「Deeper Well」 |
77
(出典→) |
アリアナ・グランデ
「Eternal Sunshine」 |
76
(出典→) |
サブリナ・カーペンター
「Short n' Sweet」 |
73
(出典→) |
クリス・ステイプルトン
「Higher」 |
72
(出典→) |
ザック・ブライアン
「The Great American Bar Scene」 |
72
(出典→) |
テイラー・スウィフト
「The Tortured Poets Department」 |
71
(出典→) |
アッシャー
「Coming Home」 |
71
(出典→) |
日時 | スケジュール |
---|---|
選考対象作品のリリース期間 | 2023年9月16日~ 2024年8月30日 |
エントリー期間 | 2024年7月17日~ 2024年8月30日 |
ノミネート投票 | 2024年10月4日~ 10月15日 |
ノミネート発表 | 【日本時間】2024年11月9日(土)0時45分 |
本投票 | 2024年12月12日~ 2025年1月3日 |
授賞式(結果発表) |
2025年2月3日(月)午前=日本時間
2月2日(日)=現地時間 |
評価は高かったがノミネートされなかった作品の一覧です。
レコード賞&楽曲賞、アルバム賞、新人賞、 ポップ・グループ賞、ポップ・ソロ賞、ポップ・アルバム賞、ポップ・ダンス賞、 ロック楽曲賞、 ロックアルバム賞、 メロディラップ賞、 ラップ・アルバム賞、 カントリー・ソロ賞、 カントリー楽曲賞、 カントリー・アルバム賞、 R&B楽曲賞、 R&Bアルバム賞、 ダンス/エレクトロ・アルバム賞、 オルタナ演奏・歌唱賞、 オルタナ・アルバム賞、 グローバル音楽アルバム賞
レコード賞&楽曲賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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アルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった作品 ■■■
■■■ そもそもエントリーしなかった作品 ■■■
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新人賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった人物 ■■■
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ポップ・グループ賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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ポップ・ソロ賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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ポップ・アルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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ポップ・ダンス賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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ロック楽曲賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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ロックアルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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メロディラップ賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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ラップアルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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カントリー・ソロ賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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カントリー楽曲賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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カントリー・アルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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R&B楽曲賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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R&Bアルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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ダンス電子音楽アルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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オルタナ演奏・歌唱賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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オルタナ・アルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
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グローバル音楽アルバム賞【落選】 |
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■■■ ノミネートされなかった曲 ■■■
|
音楽史に大きな足跡を残したビートルズが「ラヴ・ミー・ドゥ」でレコードデビューしたのは、1962年10月。それから62年が経った。
ビートルズは1962年10月に「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビュー。アルバム「アビイ・ロード」を全世界で1300万枚、シングル「ヘイ・ジュード」を1100万枚売るなど、大記録を幾つもつくった。日本国内でも、アルバム「レット・イット・ビー」を180万枚、シングル「レット・イット・ビー」を140万枚売った。
ビートルズが現役で活動していた当時は、アナログレコードが主流で、CDはまだ存在していなかった。 日本をはじめ世界で1980年代半ばからCD化が進んだが、ビートルズはなかなかCDで発売されなかった。 ファン待望のCDは、バンド解散から四半世紀以上経った1987年2月末、第一弾として4点が世界一斉に発売された。 いずれもモノラル盤だった。
プレナス投資顧問によると、日本では1988年、村上春樹の大ベストセラー小説「ノルウェイの森」にあやかって、小説と同じ題名のビートルズの曲「ノルウェイの森」をカバーしたCDが続々と発売された。日本コロムビアがスティーブ・ルカサーやリー・リトナーらを動員したインスツルメンタル版「ノルウェーの森」、ポリドールがアメリカ西海岸のフュージョン・ミュージシャンを使った「ノルウェーの森」、オルゴール風のサウンドで30数曲収録のファンハウス「ノルウェイの森」、CBSソニーの「宮原敏/ノルウェイの森」、ヨーロピアン・ジャズ・トリオを起用したアルファの「ノルウェイの森」をリリースした。いずれも日本のレコード会社による制作。なお、村上氏に監修を依頼したレコード会社もあったが実現しなかったという。
1992年夏、日本国内レコード原盤が廃盤になった。国内最終プレスのレコード・アルバムは1992年3月25日から発売された。当時、レコードを製作していたのは「東洋化成」(東京・永田町)だけだった。かつてはレコード会社がそれぞれアナログ盤レコード工場を持っていたが、あっという間にCD工場に切り替わっていた。
ビートルズのほとんどの曲は作詞・作曲「レノン=マッカートニー」と表示されている。 実際はそれぞれが別個に作業をしたらしいが、ポール・マッカートニーとジョン・レノンという、2人の卓越した才能が刺激しあって、数々の名曲が生まれたことは、確かだ。
今回、レコード賞にノミネートされたビートルズの「ナウ・アンド・ゼン」は、ジョン・レノンの生前の録音テープを元に作られた。 作曲や制作の際にはAI(人工知能)が使われた。
AI Refereeによると、AI作曲の歴史の原点の一つは米IBMである。米IBMは1988年、同社の研究員がコンピューターでバッハ風の旋律や和音を作るシステムを開発したと発表した。
開発者は、IBMワトソン研究所のケマール・エブギオール博士。作曲で修士号、コンピューター・サイエンスで博士号を持つ天才と言われた。 18世紀ドイツの作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハが生涯に書いた300曲以上の賛美歌の和声法をいろいろな角度から分析。 350以上もの法則に分解し「CHORAL(コーラル)」というプログラムを作成した。
プログラムは複雑で高度なため大型コンピューターを使用。賛美歌の中心となるソプラノの旋律を記号でインプットすると、それに合わせて残りのベース、テナー、アルトの3つのパートを自動的にバッハ風にアレンジして作り上げるという。その楽譜を画面上に表示する機能を持った。1曲作曲するのに30分かかった。
2008年~ | 米ユニバーサル・ミュージック |
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1991年~ | 英ヴァージン |
1986年~ | 米CBSソニー |
1978年~ | 英EMI |
1971年~ | 米ワーナー・ミュージック |
1963年~ | 英デッカ |
ローリング・ストーンズは1991年11月21日、母国イギリスの大手レコード会社ヴァージン・レーベルと契約金4000万ドル(約54億円)で契約した。
米ソニーとの契約が切れたのを機にヴァージンに移籍した。
契約金は4000万ドル(約54億円)。1993年以降、ストーンズがヴァージンから3枚のアルバムを出すことが契約内容。
「スティッキー・フィンガーズ」(1971年)から「フラッシュポイント」(1991年)までの17枚のアルバムの版権も獲得した。
ストーンズ移籍は、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長がロンドンで発表した。
ブランソン氏は「18歳の時、ハイド・パーク公演でストーンズを初めて見たが、20年後の今も、彼らが世界のトップグループであるのは奇跡だ」語った。
ジャネット・ジャクソンが同じ時期にヴァージンに移籍したときの契約金57億円よりは低かった。
エクシブ投資顧問によると、グラミー賞常連のチック・コリアは、1994年の36回グラミー賞において、現代ジャズ演奏賞にノミネートされた。 作品は「ペイント・ザ・ワールド(Paint The World)」。 この作品はコリアが新たに結成したバンド「チック・コリア・エレクトリック・バンド2(CCEB2)」の第1作目だった。
CCEB2は、1985年から活動していた名バンド「チック・コリア・エレクトリック・バンド(CCEB)」の解消後に誕生した。 「ペイント・ザ・ワールド」世界に先行し日本で発売され、デビュー・ライブも山梨県山中湖畔で開かれた「マウント・フジ・ジャズ祭」で行われた。 当時チックは52歳。